ひゅうが調子を崩していたとき、検索できなかったワード「犬の白血病」
ひゅうの場合、症状的には体の浮腫みと多飲。早い口呼吸。
苦しいそぶりは見せないで、4月21日(亡くなる5日前)もようの外耳炎を気にしていました。
最初の血液検査(4/18)では、内臓系の数値は正常で唯一炎症の数値だけが高かった。身体のどこかに炎症がある、または腫瘍がある場合に高くなる数値で、先生の見立てでは脈管系に炎症の可能性ということで、ステロイド剤と抗生物質の投与となりました。
これで浮腫みが改善すれば、血管に炎症が起こる病気。改善しなければ、その他の原因を探るということでした。
1週間飲んでも改善されず、再度血液検査(4/24)をしてみると骨髄系の異常値がたくさんありました。
白血病は白血球が少ない状態だと思っていたけど、ひゅうは白血球の数値がすごく高く、赤血球が低い状態でした。極度の貧血状態。
数値だけを見た時「白血球が多いから白血病ではない」とちょっとほっとしたけれど、先生の説明を聞いたら、人間でいう白血病の疑いとのことでした。色々なパターンがあるらしい。
白血病という言葉が適切ではないかもしれないけれどという表現だったので、犬では「白血病」という病名はないのかも。私たちにわかりやすい表現で伝えてくれたんだと思っています。
犬の症例としては少なく、現実的な治療法はないということだけはわかりました。
いつもだったら先生から出てきたワードを調べて自分の中で消化するのだけれど、今回ばかりは検索できませんでした。
ひゅうが亡くなってから少しずつ調べると、症例は少なく、症状もこれといった特徴はなく、抗がん剤治療をしても余命は数週間。急性の場合は治療をしても長くは生きられない。
どうしてそんな病気になっちゃったんだろう。
ついつい思ってしまうけど、生き物だから亡くなるものだし、みんながみんな老衰で亡くなるわけではないし(むしろ少ない)、ひゅうはフレブルにしては13才7ヶ月ってすごく頑張ってくれたし、「どうして」って思うのは、ひゅうに申し訳ないような気がするので、長生きしてくれてありがとうね。って思うようにしています。
明日は月命日。
まだ1ヶ月しか経っていないなんて。
もう、ひゅうがいなくなってからすごく長い時間が経っている感じです。