MRI検査を受ける時、全身麻酔のリスクを説明されます。
八朔が全身麻酔に耐えられるかは、事前の血液検査、レントゲン、聴診などなどチェックを受けてから臨んでいるし、特に体調が悪い訳ではないので大丈夫と思ってはいるものの、説明を受けると本当に怖い。
「やっぱりいいです」と言いたくなるくらい不安になる。
ようちゃんのMRI検査を受けようと思った時は、呼吸が苦しい状態が続いていて、術前検査もないまま「全身麻酔のリスクは飛行機事故と同じくらい」なんて言われたけれど、全身麻酔に耐えられる状態ではないと検査医師の判断で中止になった。
あの時そのまま検査をしていたら、と思うとゾッとする。
ようちゃんはその4日後に亡くなった。
ようちゃんが安全にMRI検査を受けられたタイミングは、9歳のはじめて顔面神経麻痺がでた時だったと思う。麻痺はあるけれど、それ以外は元気だったから。
あの時もMRI検査をすすめられたけど、脳腫瘍だった場合の治療法を聞いて手術や放射線治療はしないと決めていたので、検査はしないと断った。
それでよかったと思っている。
ようちゃんは受けなくてよかったと思っているのに、はっちゃんは受けようと思ったのは、もし脳腫瘍だったとしても、ようちゃんみたいに長生きできると強く信じられる私のメンタルと、脳腫瘍じゃなくても、そのことがはっきりしないとなんの治療もできないから。
ようちゃんもはっちゃんも、私はずっと耳に問題があると思っていて、MRIで耳の問題もわかると説明を受けたので受けることにしました。
(ちょっと、アップデートできた私)
中耳に液が溜まっていることがわかりましたが、頭の震えの原因がこれなのかははっきりしません。脳神経に問題はなかったので特発性(原因不明)ということになる。
中耳や内耳に問題があると、めまいや眼振などの目が回っているような症状がでるそうだけど、八朔にそういった症状はありません。
症状がなければ、中耳に液が溜まっていても特に治療はしないそう。
症状がある場合は、オトスコープで中耳の洗浄や検査になりますが、耳鼻科専門病院での治療になります。今のところ、八朔には必要なし。
ということで現在は、外耳炎の治療です。
今は耳を掻いたり、頭を振ったりといったことはないのだけれど、耳の汚れはずっとあります。薬を変えて1週間後に病院で診てもらう予定です。
薬が合っていなかったのと、中耳炎があるから治りにくいのかなと思ってます。
おうちケアでは耳ツボマッサージ。おうちでもできることはありますねー。
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