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レントゲンと血液検査

ここ数日、ひゅうが元気ない。

ようの狂犬病予防接種と検便がまだだったので
夕方、散歩を兼ねて病院にふたりを連れていった。
病院大好きなひゅうは、向かっている方向が病院だとわかると
寄り道もせず、速足で病院へ一直線。
ようが立ち止まることは許されなかったので
検便用のうんちをさせることができなかった。
待合室では、診察室へ入りたいひゅうはドアの前でキューン、キューンと鳴き
ドアが開くたび入っていこうとするし
ようは他のわんちゃんや猫ちゃんが入ってくるたびに
遊んで欲しくてギャンギャン騒ぐ。
(少し前の優等生ようちゃん、どこへいった?)
受付のお姉さんには「どこが元気ないんだ?」と思われたに違いない。
先生に「食欲は?」「歩き方は?」「便の様子は?」と聞かれ
どれもいつもと変わりなく、なんとなく動きがいつもより大人しく表情が曇っている感じ。
聴診器をあて、熱をはかり、背骨と脚を時間をかけて触診。
内臓系の症状はないし、脚も大丈夫、もしかしたら腰が痛いのかもしれないね、と先生。
散歩ではぐいぐい引っ張るし、腰が痛いという感じはしない。
色々お話をした結果、血液検査とレントゲンを撮ってもらうことにした。
血液検査はすべて正常範囲内で問題なし。
レントゲンはフレブルにしては問題の少ない骨格で、股関節もばっちりはまっている。
でも、腰の椎間板が白くなっているところが1か所あり
レントゲンだけでは神経が見えないので、痛みがあるかどうかわからないけど
将来ヘルニアになる可能性はあるとのこと。
今のところ治療の必要はないし
しいていえば、予防のためにサプリを飲ませるぐらい。
サプリかぁ・・・
飼い主だってサプリなんて飲んでいないし
ヒトもわんこもサプリよりもバランスの良い食事と運動が大切と思っているので
ひゅうようのサプリは考えさせてもらうことにした。
ようの狂犬病予防接種は問題なく終わり
帰ろうとすると、病院の外で早くもひゅうの帰宅拒否が始まった。
2,3歩歩いては立ち止まって病院を眺め、また2,3歩歩いては地面にへばりつく。
そんなことをしていたら、ようがうんちをした。
検便をしてもらおうと病院へ戻ることに。
ひゅうはダッシュで病院へ。
絶対、腰は痛くないと思う。
ようの検便は問題なし。かい虫も雑菌もジアルジアもいなくなった。よかった。
ひゅうの元気のなさは、少しいじけているんだと思う。
病院は(診察で)自分だけをかまってもらえるので好きなのだろう。
ひゅうはように優しいけど、ようはひゅうに手加減なしだし
遊びたい盛りで、しょっちゅうひゅうに絡むのでうっとうしいんだと思う。

ボールとひゅうへの態度は同じ感じなので
ひゅうがブルーになるのもわかるな・・・

ひゅうに甘える時間を作ってあげよう。
気持ちよく寝ているひゅう。

ように気付かれちゃった。


こうしてひゅうはブルーになっていく。

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