ひゅうが、歩けなくなりました。
8月16日 夜
いつものように私達のベッドで一緒に寝ていたひゅう。
呼吸が早く、目を開けたままじっと動かず眠れないみたいでした。
エアコンの温度を下げたり、首に保冷剤を巻いてあげると少し落ちつきましたが
やはり、眠れなかったようです。
8月17日 朝
朝ごはんを食べません。
お肉やチーズをあげると、食べます。
食べたり、食べなかったりがまたはじまっちゃったかな?というぐらいで
あまり気にしませんでした。
トイレもいつも通りだし、テケテケと家の中は普通に歩いていました。
ただ、4本足で立ったまま動かないでじっとしていることがあり気になってました。
背中がいつもより高く力が入って、固まっています。
ように追いかけられるので、ここでゴロンしてねとソファにあげた時の写真です。
座ったり、横になったりしないでずっとこのままの姿勢が気になりました。
8月17日 昼
この日から私は夏休み明けで仕事です。午前中のレッスンを終えてリビングに戻ると
ひゅうはいつもの通り、寝そべってました。
立ち上がった時に、ネコみたいに背中が丸く高くなって息も荒い。
明らかに様子が変です。
歩くことも、座ることも、体勢を変えることができません。
抱っこでベッドへ連れて行き、横にしました。
けれど、すぐに起き上がり変な座り方をして、息が荒い。
ここから、もう、歩くことができませんでした。
トイレに行きたいようで、この体制のまま前足だけでトイレの前まで行きましたが
立ち上がることができません。
下半身を支えてトイレをさせてあげようとしましたが、できませんでした。
診察時間外でしたが、病院へ連絡して診てもらうお願いをしました。
タクシーで連れて行くつもりでしたが、とうちゃんにメールしたらすぐ帰る!と返信があり
とうちゃんを待って、通常の時間帯で診てもらうことにしました。
ひゅうの前に診察していたわんちゃんがひゅうと同じ症状で
診察の順番は2番目でしたが、1時間待ちでした。
車の中で待ってましたが、ひゅうの呼吸は苦しそうで待っている時間がとてもとても長く感じられました。
ひゅうの先生はこの日お休みで、院長先生に診ていただきました。
椎間板ヘルニアでした。グレード3
先生から色々質問をされても、うまく答えることができず
すべてとうちゃんに答えてもらいました。
ステロイドの注射と内服薬をもらい、明日再診。
良くなっていれば、内服薬での治療。
悪化するようであれば、大学病院でMRIを撮って手術になるそうです。
8月18日 朝
ひゅうはトイレができません。夜寝ている間におしっこもうんちもしました。
座薬を入れたのでぐっすりと眠れたようです。
今日からとうちゃんは当直です。23日まで帰ってきません。
なので、タクシーで病院へ行きました。
いつもの先生に診てもらいました。先生の笑顔、ありません。
グレード4で早目の手術が必要です。
日本大学動物病院を紹介してもらい、明日MRIを撮り手術になると思います。
お盆明けで予約がいっぱいで、ムリとの返答だったそうですが
先生が頑張って明日の予約を取ってくださったようです。
はじめて先生の前で泣いてしまいました。
ひゅうはどこを触っても嫌がりません。
痛みはそれほど感じていないんじゃないかと言われ、それだけは良かったと思います。
ただ、思うように動けず、なんじゃこりゃ!?とパニックになっていると。
今日、明日は急遽教室をお休みにさせていただきました。
いつもわがままに仕事をさせていただいて、ご迷惑をおかけしています。
私はお客様に助けられて仕事をしています。お客様に恵まれて感謝しています。
共働きでわんこと暮らしている人って、こんな時どうするんだろう?
「犬が病気になったので休みます」
ってなかなか言えませんよね。。。
大事な家族だけど、まわりの理解がないと難しいことだと思います。
ひゅうは私の顔をじっと見ています。
ひゅう、大丈夫。絶対歩けるようになるから。
とうちゃんとかあちゃんがどんなことしても治してあげるから。
ひゅうを不安にさせないように、笑顔で話しかけたいと思います。
(これが難しいんですけど)
ようも、わかるようでとてもいい子にしています。
ひづめを咥えてひゅうの前にポトッと落として私のところに戻ってきました。
ようからの貢物です。
椎間板ヘルニア。
ブログのお友達も発症しています。
ブログに記録を残してくれて、そのおかげで予備知識があったので
少しは落ち着いて対処できた気がします。
ひゅうの辛そうな写真は、撮るのも載せるのもどうかと思ったのですが
ブログを見ている方に、ヘルニアの情報提供になればと思います。
そして、ちょっとでもおかしいなと思ったら、病院に連れて行ってあげて下さい。
ひゅうは春先になんだか大人しくなっちゃって、元気がないのが心配で
病院で血液検査とレントゲンを撮りました。
そこでヘルニアの疑いを指摘されました。
今は治療の必要がないと言われました。
その時はそうだったのだと思います。痛そうなそぶりもなく、家の中では大人しいけど
散歩ではいつも通り元気に歩いていたので、ヘルニアの訳がないと思ってました。
その時は、もし気になるようなら、検査方法は麻酔をしてMRIを撮ることになると
先生に説明してもらい、今、麻酔のリスクを冒してMRIを撮る必要はないと私が判断しました。
でも、今思えばその頃からひゅうには違和感があったのかもしれません。
もし、あのころに戻っても、同じ判断しかできないと思っています。
ひゅう、ごめんね。。。
ひゅうのヘルニアは軽度ではありませんが
楽しそうに走り回るひゅうをもう一度みたいです。
それが今の願いです。