8月20日 9時30分。ひゅうの手術が始まりました。
手術前に30分ほど面会させてもらえます。
頑張ってくるね、と言っているひゅう。
12時40分。術後先生から説明を受けました。
手術は問題なく終了。
心配していた脊髄の炎症は前日と比べて悪化しているということはないので
大丈夫でしょう、とのこと。
人もワンちゃんも歩けなくなるということは悲しいことなので
後はリハビリを頑張って歩けるようにしましょうね、と先生。すごく嬉しかった。
麻酔が完全に醒めていないひゅうに会いました。
舌を出して、半眼を開けて、大きないびきをかいて寝ています。
麻酔が危険なフレンチブルドッグなので、今日1日注意して見ていますと研修医の先生。
翌日10時30分に面会の予約をして帰りました。
そして今日。
研修医の先生に連れてこられたひゅうは、ちょっと痩せて目がますます大きく見えました。
「ひゅう、頑張ったね」
先生から前夜のひゅうの様子を伺いました。
とにかく興奮状態で、呼吸が激しく苦しそうだったそうです。
熱も41.5度まで上がり鎮静剤を打ったり、氷で冷やしたりと研修医の先生が付きっきりで
見て下さったそうです。
命の危険があるということではなくて、ど~しちゃったのか?
と夜中見まわって下さった先生もびっくりするくらいの興奮ぶりだったそうです。
色々お話をする中で、ひゅうは普段フリーで過ごしており、ケージに入るのは大っきらい。
なるほどね。と先生は笑ってました。
そして先生から驚きの提案です。
お家で過ごした方がひゅうは安心して過ごせるのではないか。
せっかく手術して命が助かっても、興奮しすぎて熱中症のような症状で亡くなってしまう子もいるそうです。
お家で見られるようでしたら、今日退院していいですよ。
ひゅう!!!!!!お家に帰れるって!!!!
リハビリの方法を教えてもらい
お薬の説明をしてもらい
タクシーを呼んでもらい
先生は運転手さんに冷房をガンガンかけて、この子は術後でまだ動けないので
抱っこさせてあげてとお願いまでして下さいました。
ひゅうの手術をして下さった先生は
手術の腕前は超一流なのは言うまでもなく、リハビリ医療の超エキスパートということを
さっきネットで知りました。
ひゅう、やっぱり強運です。
脊髄軟化症の検査結果はまだでていないので、様態が急変することがないか
注意深く見守る必要があります。
月曜日には先生に「ひゅう元気です!」の報告を入れることになってます。
リハビリは今日から始めます。
リハビリはすぐに結果がでるものではないけれど
決してあきらめないで続けて下さい。きっと歩けるようになりますから。
先生の言葉を胸に、ひゅうはお家に帰ってきました。
ひゅうはとっても嬉しそう。
ようもとっても嬉しそう。
今日、ひゅうの様子を見たら自宅に帰るつもりだった母は
タクシーでひゅうと一緒に戻り、泊ってくれることになりました。
ひとりっこ生活満喫のようでしたが、思ったよりも短かったね。
ばあばに甘えまくりでした。
よう、ひゅうのおかげで大好きなばあばとまた一緒にいられるね。
来週から私が仕事の時は、ようにケージに入ってもらいます。
よう、お兄ちゃんのために我慢してね。
心配して下さった皆様、ひゅうは無事に退院できました。
リハビリ頑張って、必ず歩けるようになります。
ありがとうございました。