今日のようちゃん。
アザラシの隣で寝ていたり
チェアの下に移動したりを繰り返して過ごしています。
ひゅうがうちの子になった時からはじめたブログ。まだ小さかったひゅうを画面で見ることができて嬉しいのと、そんなことをしていると1日があっという間に終わってしまうので困ったなという感じです。
ひゅうが1才の頃は、すでに痒みが酷くてこんな顔だった。
あの頃は、薬用シャンプーで頻繁に洗って、菌が原因と言われればヒビデン液で消毒して、アレルギーかも?と言われれば、アレルギー検査をして、陽性や擬陽性の食品を除いたフードを探したりしてました。
あー、あの頃の私に教えてあげたい。
全部やらなくていいと。
薬用シャンプーは強い洗浄力と殺菌効果があり、皮膚の脂を全部落として皮膚内部の殺菌をします。悪い菌もなくなるけど皮膚バリアを作っているいい菌もなくなるので、ますます皮膚が無防備な状態になってしまう。
薬用シャンプーを使う場合は、すすぎをしっかり行ってシャンプー剤が皮膚に残らないようにすることと、シャンプー後は必ず保湿をしてあげること。
敏感肌の子は、すすぎ残りがあると皮膚に付着した洗浄剤そのものがアレルゲンになってしまう。そもそも薬用シャンプーを含め、市販のシャンプー剤(合成洗剤)は皮膚に残りやすいのですすぎをしっかり行うことはトリマーさんの技術がないと難しいです。
私が実験した動画がこちら
この投稿をInstagramで見る
低刺激でナチュラルな石けんで、皮膚の脂を根こそぎ奪うことなく汚れを落としてあげる。そしてナチュラルな成分の保湿をたっぷりしてあげると皮膚が自然に整うよ。石けんは分解が早いから洗浄剤が皮膚に残らないし、シャンプー時間そのものも時短になる。乾きが早いのは洗浄剤が皮膚に残っていないからだよ。
って教えてあげたい!
石けんで洗えば消毒はいらないと思うけど、どうしてもヒビデン液を使いたいならそのあとぜーったいに保湿してあげてね、乾燥しちゃうから。
って教えてあげたい!
アレルギー検査、しなくていいんじゃない?先生も、アナフィラキシーショックがでちゃうようなアレルギーなら検査が必要だけど、皮膚が痒いみたいな命にかかわらないアレルギーには検査をしても検査結果があてにならないって言ってたよね?
実際、陽性、擬陽性の食品を除いたフードにしても皮膚の状態は変わらなかったでしょ?痒みの原因が食物アレルギーの子は実はとっても少数派なんだって。
食事で一番大事なのは、水分だよ。ほら、総合栄養食のフードにも書いてあるじゃない?フードと水だけで充分な栄養が取れるって。カリカリフードって水分ほぼないから、お水が必要なんだよ。お水あんまり飲まない子は水分不足が原因で皮膚に症状がでちゃう場合があるんだよ。
フード変えなくてもフードをお湯でふやかしてあげるとか、水分たっぷりの野菜やお肉をトッピングしてあげるだけで違うかも。
実際、皮膚も腸も弱かったひゅうにあうフードがなくて手作りごはんにしたらどちらもよくなったよ。水分不足もあったけど、ひゅうは顔に似合わず敏感な子で化学成分が合わなかったんだよ。
って教えてあげたい!
こういうことがわかったのは、ちゃんと痒みと向き合おうと勉強をはじめた6年前です。もっと早く気づけたらよかったなと思ってます。
皮膚疾患が改善するまでの期間は、疾患の期間の2倍かかると言われています。早くケアすればそれだけよくなる。しかもお薬いらずで。つくづくもっと早く気づけたらよかった。
ひゅうが私に教えてくれたこと。今、お仕事にしています。
これからも同じ悩みを抱える飼い主さんに伝えていきたいです。