ようちゃんが、おそらく脳腫瘍のグリオーマ と診断されたときに頭をよぎったのは
5年前の顔面神経麻痺も原因は脳腫瘍だった?
あの時MRIを撮っていたらどうなっていたか?
ということでした。
顔面神経麻痺でした
年末にようの目が充血してしまい、様子を見ていたらすっかり良くなったと思ったのですが。 またまた充血してしまったので病院に。 たぶん結膜炎だろうと、目薬をもらっておけば安心ぐらいの気持ちでいたのですが。。。 顔面神経麻痺でした。 目の周りが麻...
とうちゃんもそう思ったようで、ぼそっと「後悔先に立たず。。。」とつぶやいたので
「後悔なんてしてないしっ!!!!」
間髪入れず、反論しました。
5年前に時間が戻っても、同じ決断をしたと思う。
鍼灸と漢方薬で顔面神経麻痺の症状は改善したし、その後の5年間は元気な時間を過ごせた。
もし、あの時にMRIで脳腫瘍が見つかっていたら
治療の選択は同じでも、気持ちが違う。
脳腫瘍があると解ってしまったら
どんなに症状が改善しても大きくなっていないか
いつ悪化してしまうのかと不安な気持ちでように接してしまう。
不安な気持ちは、当然ようにも伝わる。それが一番いやだった。
高度治療をしないなら検査する必要はない。
しなくてよかった。
こんなに強く思っていたのに、なんで最後に検査しようなんて、ぶれちゃったんだろう?
もし、あの時MRIで脳腫瘍が見つかって
手術や放射線治療をしていたら
視力や聴覚を失わず今も元気でいたかもしれないし、治療に耐えられず短命だったかもしれない。
それはやっていないからわからない。
確かなことは、顔面神経麻痺は改善してその後5年間元気に過ごせたこと。
ようちゃんは持って生まれたチカラで精一杯生き抜いたこと。
だから、たらればの後悔はしていません。