春めいてくると、皮膚の状態は下降します。
花粉、ダニ、紫外線、気温、乾燥などなど、アレルゲンが増えてくるからある程度は仕方ない。
八朔さん、順調に回復してきましたが、ここにきて痒みがではじめました。
皮膚がきれいな状態になるには、何週間も何ヶ月もかかるのに
掻いちゃうと、回復した皮膚バリアが一気に崩れるのは一瞬です。
まずは痒みを止めるのが先決。預かっていたかゆみ止めを飲ませます。
お家でできるケアでは痒みそのものをピタッと抑えることはできません。
お薬でしっかり痒みを押さえた後、その後の状態をキープする。
掻いて傷んだバリアを修復するのが飼い主さんができるおうちケア。
八朔の痒みは、やっぱりきたかー!という感じです。想定内。
一番痒いところはお腹とわきの下。
後ろ足で勢いよく掻きます。
痒みはなさそうだけど、顔のシワ部分が赤くなってきました。
このままだとわからないけど
シワを伸ばすと赤い。
シャンプーしないとダメなヤツ。
お腹の大きくなったイボ(おっぱい)は固くなっているので洗い流せるしっぽのクレンジングを使って角質と汚れを落としてからシャンプーします。(シャンプーだけでは角質は落とせません)
低刺激で洗浄力と保湿力を兼ね備えたナチュラルドッグソープ・皮膚ケア<カレンデュラ>で洗います。
リンスは使いませんが、毎日保湿は欠かさない。
被毛全体と顔のしわはセリシン化粧水。
顔のシワはコットンにたっぷり含ませて優しく拭いてあげます。うちの子たちはみんな黒い子だったので涙やけはなったことがないというか、なっていてもわからないのですが、お使いいただいた方からは涙やけがキレイになりました!とお声をいただいてます。
そしてお腹の湿疹、イボ、わきの下にはセリシン美容液をたっぷり塗ります。
カピカピの鼻には鼻クリーム。
クリームが苦手な方は、セリシン美容液でも代用できます。クリームよりさらっとした感じです。
そして、仕上げにほぐし繭でブラッシングすると被毛が柔らかくツヤツヤになります。
ひゅうようのために作ったケアアイテム。ひゅうようにたくさん教えてもらって、何度も改良して今はこれがベストの配合だと思っています。
これからは八朔に教えてもらってこの先はもっと違うものができるかもしれません。